■キノコは「菌糸ネットワークを流れる電気信号」で会話をしている
キノコはおしゃべりかもしれません。
英国西イングランド大学(UWE)で行われた研究によれば、
4種類のキノコで観測された電気信号を分析したところ、人間の言語に似た「単語」と「文」が確認できた、とのこと。
菌類には神経細胞が存在しませんが、細胞同士が脳のニューロンのようなネットワーク構造を形成し、ネットワーク内部では活発な電気信号の送受信が行われています。
研究者たちがこの電気活動を数学的及び言語学的に分析したところ、菌類が使う電気信号は人間の「言語」と非常によく似た構造を持っていることが示されました。
しかし菌類の言語とは、いったいどんなものなのでしょうか?
研究内容の詳細は2022年4月6日に『Royal Society Open Science』にて公開されています。
菌類の言語はどんなものなのか?
調査にあたってはまず、菌類の菌糸体(キノコ)に電極を刺し込み、電気活動(スパイク)を記録していきました。
すると上の図のように、種族ごとの特性のあるバーコードのようなパターンが記録されました。
次に観測された電気スパークの塊を「単語」とみなし、電気活動パターンが「言語」だった場合の「単語」の文字数と「文」の複雑さを調べました。
(※具体的には観測されたスパイクパターンをバイナリと解釈して文字に変換しました)
結果、菌類の平均的な単語の長さは「5.97文字」であることが判明します。
この数字は英語の平均的な単語の長さ「4.8文字」やロシア語の平均的な単語の長さ「6文字」と非常に似通っており、人間の話す単語と似た文字量を含むことが示されました。
また観測された「単語」の数は合計で50種類に及ぶものの、
最も頻繁に使われる「単語」はそのうち15~20種類であり、長い単語ほど使われにくい傾向にあることが判明します。
人間の言語にも複数の単語があるものの、日常会話で使われるものは短く簡素なものに限られています。
仮にできたとしてきのこに伝えたいメッセージとかあるか?
ミートソースに入ってるお前ら嫌いやって伝える
かわいい
キノコっていうか椎茸の木ぶっ叩くと美味しくてデカいのが生えてくるっていうよな
これはガチ
参考文献
Fungi May Be Communicating in a Way That Looks Uncannily Like Human Speech
https://www.sciencealert.com/fungi-communicate-with-patterns-that-look-uncannily-like-our-own-speech
元論文
Language of fungi derived from their electrical spiking activity
https://royalsocietypublishing.org/doi/10.1098/rsos.211926
喋ってたらどうしよう…
電極繋いだら喜んで胞子出してたわ
ワイのキノコが泣いちゃうわ
好きすぎて毎日いじめてる
会話苦手かよ
引用元: https://eagle.5ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1649507842/
コメント
ホクトのCM、キノコが実際に歌ってる説(作詞も)